· 

語学留学は遊びにいっているだけ

海外に1年2年と英語を勉強しにいくことを「語学留学」と呼びます。いくらお金がかかっても自分の子どもが「留学したい」と言ってきた時に反対する親はいません。今の日本で留学は良いことと考えられています。

 

語学留学がほとんど無意味で、語学力が上がることもなく、帰国すればすぐに忘れていき、結局使いものにならないというお話をしましょう。

 

語学力の基本は読むことと書くことにあります。レベルが上がれば上がるほどそうなります。一般的な語学留学の目的は「ペラペラ」になること。つまりお喋りです。英語のお喋りはそれほど難しいことでなく、お喋りが語学留学の目的なら、それはそれで達成可能でしょう。

 

語学留学の成果として親子ともに期待していることはお喋りなどでなく、将来の仕事で英語を使うとか、英語で情報収集できるようなるということでしょう。そんな力は語学留学で全く身に付きません。

 

原書一冊読めずに情報収集などあり得ないし、英語でお喋りできるというだけで就職できるほどビジネスは甘くありません。多くの留学男女がまともなスキルなく、プライドだけ増やして不満な人生を生きています。留学などしない方がましでしょう。

 

英語を学ぶために語学留学など必要ありません。音声としての英語は私たちの周囲に既に溢れています。

 

書き言葉による情報収集力が求められています。そのためには豊富な語彙力と正確な読解力が欠かせません。それらを裏づける文法力も培う必要があるでしょう。語彙力と読解力そして文法力が語学のメインになるはずであり、お喋りは最後の付けたしにすぎません。語学留学は結局お遊びであり、お金と時間の無駄でしかありません。